【ポケモンZA】サビ組とカラスバに対する個人的見解まとめ

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10月の発売以来、楽しく遊んでいる『ポケモンレジェンズZA』。

ポケモンのみならず魅力的なトレーナーも多く、なかでもカラスバは発売前からバズっていただけあって今でも根強い人気を誇ります。

しかし、カラスバと彼が所属するサビ組はプレイヤーの間でも見解が分かれる存在です。

この記事では、サビ組に対して善悪を結論付けない方向で在り方を考察し、個人的な見解を書いていきます。
TwitterやBlue skyで既にした話もあるのですが、よければお付き合いください。

  • 『ポケモンXY』プレイ済み
  • ZAはDLCまでメインクリア済み
  • 未クリアのサイドミッションあり。一部ネタバレを踏んでいる状態のため、自機で未回収の台詞に言及することがあります。
  • カラスバの元ネタとされる『龍が如く』は詳しくないため考慮していない

当記事は『ポケモンレジェンズZA』ならびに『ポケモンXY』のネタバレを含みます!
未プレイ向けの解説は一切ありません。クリア後にお読みください。

目次

サビ組ってどんな組織?

AZ「警察の世話にはなっていない」

歴代における悪の組織と呼べるほどではなくとも、ならず者の集まりであることは事実のようです。
性質としてはエール団やスター団、スカル団に近いと思われます。

元々はジプソが地元の悪ガキを束ねていたらしい。
商才のあるカラスバが入ったことで大きくなったのでしょうか。

個人的には、反社のフリをした自警団のようなものだと思っています。
犯罪組織というよりは自警団としての面が濃い集団というか。

作中で問題視される点

  • ガイ/タウニーへの高利貸し
  • やたら反社仕草が板についている
  • 異次元調査においてクエーサー社(行政側)から依頼を受けている

その割にはカタギである主人公達やクエーサー社と仲が良さそうであり、そこに対して全年齢ゲームとしてのフォローがないことにモヤるプレイヤーもいます。

カラスバについて

身の上話はどこまで真実か?

話してくれる内容自体に嘘はなさそう。
ややメタ的な考察になるが、カラスバの境遇は“XYの続編”として意味があるため。

XYでほのめかされた、暴走する前のフラダリによる慈善活動と、それによって救われた人間がいることを掘り下げるための設定だと思われます。
スーパーユカリトーナメントでフラダリ本人が現れた時の反応からしても、嘘は言っていないはず。

また、DLCにて、「幼い頃、ミアレに来ていた“カントーの親分さん”にお世話になっていたことがある」と発言。
これは今のところ真偽不明。ただ、わざわざ嘘をつく必要がある状況ではないこと、事務所がなぜか和風である理由に繋がりを見いだせる為、本当の可能性が高いと思う。

この“親分さん”はロケット団ボス・サカキじゃないか?とネットでは考察されています。
たしかに、過去作に出てくる誰かだと仮定すると、可能性が高いのはサカキだろうな、と思います。
ポケモンに対する知識他人に“貸し”を作るマフィアの手口が一致していることくらいですが、カラスバがああなった理由がその“親分さん”に影響を受けたからなのだとしたらしっくりきます。
これに関してはポケマス辺りで答え合わせがあるかもしれないし、ないかもしれない。

根っこにある人間性は善寄りだけど、環境や才覚で身につけたものが悪なだけに純度100%ではないな……って感じ。  
自己開示のタイミングはかなり計算してるはずです。

時系列

まず、方言や東洋かぶれな事務所の外観等、気になる点はあるものの、本人の身の上話からミアレ育ちとします。

本人の言い方からすると、ミアレの外で生まれて流れ着いてきたとも取れるが、単純に帰る家がなくなったためミアレの街中で路上児として生きてきたという事実を言っているだけかもしれない。

何らかの理由で孤児になる
→ミアレの路地裏に流れ着く
→カントーの親分さんに出会い世話になる
(この頃までにフシデに出会う?)
→フラダリからの援助を受けて商売を始める
→当時ギャングだったジプソに目をつけられる
→ジプソ側が折れ、カラスバがサビ組に入る(一緒に組を立ち上げる)
→XY本編(ZAの5年前)にてフレア団が壊滅。この時までに援助も打ち切られる?

こんな感じでしょうか。

出身地について

今のところ、断定できる情報はなさそう。

ただ、関西弁のような訛りと目元や体格、事務所の内装等からするとジョウトにゆかりがあるように見えます。

関西弁=ジョウト方言とは言い切れない。
訛りの表現というよりはキャラ付けにおける日本語版ローカライズかも。
ちなみに、他言語だと訛ってないらしいが確認が取れておらず……。
訛りとして設定されている場合、他言語でも訛った表現を使うことがあります。(剣盾のマリィ等)

カロス地方において関西弁を喋るといえばマーシュなんだけど、彼女はジョウト出身であることをほのめかされています。

また、カラスバ弁≒ジョウト弁だとしても、彼がジョウト出身かどうかは断定できません。
ただ、この場合は両親、もしくは物心ついた頃、身近にいた人間がジョウト人である可能性は高いと思う。

出生地不明だが、かなり幼い頃からミアレにいそうなことを考えると、出身地:ミアレでいいんじゃないかな。
なんなら孤児になった年齢と状況によっては本人もよくわかってない可能性がある。
親の顔も知らないまま生き別れていたら……? 物心つく前の時点で捨て子だったら……?

マチエールとの対比

カラスバはマチエールのifでもあると考えています。

というのも、境遇がかなり似ている。
ミアレの路地裏に住みついている孤児で、人やポケモンに慕われる才覚を持っていて、幼馴染であり家族のような相棒ポケモンがいる。

探偵(国際警察官)に拾われたマチエールと、どこかの組の親分に拾われたカラスバ

ギャングに慕われているのも同じ。ボスの座を引き受けたのがカラスバ、断ったのがマチエール。
自立を決意したタイミングでフレア団の関係者に出会い、そこでもらった優しさを受け継いで街のため人のために使いたいという志も同じ。

マチエールはハンサムに保護され、探偵として生きる術を身につけたけど、幼い頃のカラスバはその親分さんに世話になった結果、日陰の世界で渡っていく術を身につけたんだとしたら、あまりにもミアレ孤児の光と闇すぎる。

市長に向いている?

これは自分も未回収のセリフなのですが、マチエールが「カラスバさんは市長に向いているかも」という旨の発言をしたそうです。メインストでは見かけなかったのでサイドミッションでしょうか。

「能力的には適性あり」「しかし今後市長になることはない」のが個人的な見解。

市長になれるような人生を歩んでこなかったからこそ、今の彼があると考えています。
ジプソの誘いに乗らず、ビジネスマンとして成り上がっていたら可能性はあったかもしれない。
でも、行政が目を背けてきたであろう影の部分に向き合ってきたからこそ、人に慕われているのだと思います。
そうした部分が市長に向いているのかもしれない。
また、同じく路地裏育ちのマチエールからすれば、彼のような視点を持つ人が行政にいたら、自分たちのような人間はもっと早く手を差し伸べてもらえたかもしれないのに……と考えたのかも。

バトルの腕前と、事務所にバトルコートがあることを考えると、空席になっているであろうミアレのジムリーダーになる可能性の方が高いと思うのですがどうでしょうか。
行政内部ではなく、外部から行政側と連携しつつ独自に動く……という立ち回りがしやすいポジションでもあると思います。
パキラの件を考えるとポケモンリーグとしては後暗い経歴を持つ人間は入れたくないだろうけど……。
前任のシトロンは街の停電の際、復旧のために尽力したそうです。カラスバもそうした事態に動く人なので、後任としてはアリじゃないかな。

上記から推察できること

裏社会で成功するための才覚と環境が揃ってしまっており、本人もそれをわかっている。

えげつないやり方を使いこなしてるのに、完全な悪に染まってなさそうなのがすごい。
中途半端な悪人にとって僅かな善性なんか隙でしかないのに、それすら上手く使いこなすことで味方を増やしている。えげつない。
こういうところが毒タイプだな~と思います。使い方次第で薬にもなりそうな感じもする。 

これで悪タイプ使いじゃないのは意外でしたが、今は納得しています。
危うさと魅力が紙一重、善悪兼ね備えた人物像は、“悪そうに見えるが実は良い人”という悪タイプ使いとは似て非なるものだと思います。悪タイプはもっと切れ味がある。(悪タイプ好きとしての見解)

おまけ   カラスバの年齢について

20代半ばだと考えています。

もっと若い(10代後半〜20歳程度)と考える方もいますが、首や手元からみられる体格的に20代である可能性が高いと思います。男主人公と比較するとよくわかると思います。

組の規模や佇まいを考えるともっと上(30歳以上)でもおかしくはないかなって感じがするけど、徹夜続きでも働ける体力とか、相棒ポケモンが子どもの頃からずっと一緒であることを考えるとそんなに歳食ってるわけでもなさそう。
なので、30歳にはなっていない……と解釈しています。

※中年以上のベテラントレーナーだと相棒と死別していることがある(アデクやマスタード等)

根拠はないけど、本人の話し方や時間経過を考えると、“親分さん”に拾われたのが15〜20年くらい前(〜6歳)、フラダリに出会ったのが15〜10年くらい前(10〜15歳くらい)、XY本編の5年前の時点で20歳過ぎくらいかなって印象を持ちました。 この計算だと20代半ば〜後半くらい?

若く見積って23〜24歳、逆に歳いってても28~29歳くらいな気がする。

ジプソから見えてくること

俗に言う“インテリヤクザ”はジプソの方なのでは?

ジプソがカラスバのことを慕っていることは本当だけど、ボスに据えたことは計算が入っていると考えています。
小柄なカラスバをトップにすることで、逆にナメられにくくなる。
サビ組自体を強く大きい組織に見せることができます。
相手はまずカラスバを警戒するはず。なので、裏でジプソが手を回すのも楽になる。

ZA本編におけるサビ組の動向を見ても、交渉が得意なカラスバが代表として前に立った方がなにかと都合がいい

カラスバがボスに就任したタイミングですが、二人が出会ってからある程度経ってからだと思われます。
ある程度組に馴染んでからじゃないと子分の反発がえげつないことになりそう。

ジプソが束ねていた悪ガキ集団が“サビ組”と名乗る
→自分たちのシマで商売していたカラスバに目をつける(ジプソが「生意気なガキ」だったと回想している)
→紆余曲折経て和解、組に誘う(何度か一緒に仕事もしてるかも)
→ここまでの間にジプソはもちろん子分達からの信頼も得る
→ボスを譲る

こんな感じでしょうか。
ボスを譲った理由ですが、「強さを認めたから」というのも嘘じゃないだろうけど、他にも思惑がある気がします。

まず、カラスバの影響でサビ組の活動がビジネスと社会奉仕を主体としたものに変わってきたのではないでしょうか。
これはジプソがカラスバを褒めた点として「施しを元手に商売を始めたこと」「単純な強さ以外」を挙げていることからの想像です。

奪う者から、生み出して分け与える者へ。

XYのテーマにも通じる話ですし、それを実行に移したカラスバに感銘を受け、サビ組も変わろうとしたのだとしたら素敵な話だと思います。まぁ想像にすぎませんが。

また、XY本編までにフラダリからの援助は打ち切られている、というのが個人的な見解です。
フラダリが最終兵器を起動しようとした背景、「いくら施しをしたところで世の中は良くならない、人は奪い合うしかない」という絶望があります。
そして、フレア団以外の人間を切り捨てた。当然、これまで援助してきた人間もそこに含まれている。

フラダリがこの決断をしてから最終兵器を準備するまでの期間を考えると、XYの数ヶ月〜数年前には援助が打ち切られていたんじゃないだろうか。
フレア団壊滅をきっかけに打ち切られたと考察している人もいますが、個人的にはフラダリ個人の意思で援助されていたのものだと解釈しているので、フレア団の腐敗が始まった頃には打ち切られていたと考えています

なんなら、カラスバが商売を始めたのもこの援助が打ち切られたことがきっかけかもしれない。
(正確には、打ち切られたときのことを考えて元手になる資金を貯めていたイメージだろうか)

おまけ  サビ組の名前について

ジプソ(鋼)カラスバ(毒)で立ち上げたから“錆”だと思ってたんですけど、ジプソが元々ボスなら「自分たちは日陰者、腐った鋼のような連中」ってことで“錆”だったんだろうか。
……などと考えているうちに、ジプソのキャラ紹介文に修正が入ったようです。

元サビ組ボスではなく、あくまでも地元の悪ガキを束ねていたというだけみたい。

サビ組の今後について考える

いずれ解体した方が良い組織だと思います。

現状のミアレにとって、行政の手が届かないところを担う必要悪ではありますが、本来は行政がサビ組の助けを借りなくても機能するように街を整えていくべきなので。

また、クエーサー社とズブズブですが、ここから手に入れた異次元ミアレに関する技術や人脈は、悪用しようと思えばいくらでも悪用できる代物だと思います。

カラスバとジプソが仕切っているうちはともかく、彼らに従わない派閥ができたときに暴走する可能性は否めないと思います。

カラスバに対する所感

ここまで語ってきたことで察していただけると思いますが、私はカラスバとサビ組が掲げる“思想”の部分がとくに気に入っています。

巷では“オタクに都合の良いヤクザ”として女性を中心に人気が出ていますが、彼の本当にかっこいいところってそこじゃないと思うんですよね(めんどくさいオタク)。

メロいより面白いがギリ勝つけど、面白いより怖いがギリ勝ち、怖いよりメロいがギリ勝つ。

あと、これは公式に対して惜しいな、と思うことなんですけど、このキャラ造形ならもっと主人公と距離があった方が輝いた気がします。
表の世界で生きる主人公に希望を見出したのも、利用価値があるから近づいたのもわかるんですけど、だからこそカラスバの方から線を引いてくれたらもっとカッコよかったなって。
カラスバにメロついてないプレイヤーですら「主人公のこと好きすぎるだろ」って感想が出てくるのはちょっと“やりすぎ”かも。めんどくさくてごめん。

ポケモンを遊んでいない人の間でもバズッたことで、オタクに都合良く消費されているなぁ、と感じることも多いですが、やっぱりポケモンXYを踏まえてお出しされた奥の深いキャラクターだと思います。
ぜひ、『ポケモンZA』はもちろん、(カラスバが直接登場するわけではありませんが)機会があれば『ポケモンXY』も遊んでほしいなって思います。

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