【RRR】シネマコンサートに行ってきた

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まだ見ぬ『RRR』がそこにあったら観るんだよ。
……ということで、映画の劇伴音楽を生のオーケストラで楽しめるコンサート上映・シネマコンサートに行ってきました。

『RRR』だと、過去にイギリスで開催されていました。ついに日本でも!嬉しすぎる。

チケットを取ったのは4ヶ月程前。長かったなぁ。私は昼公演を観に行きました。
オーケストラのコンサートに行く、というのも今回で実績解除となります。(子どもの頃、学校や自治体の文化事業で交響楽団の演奏を見た記憶はある)

ぶっちゃけ、オーケストラのことはよくわかっておりません。昔『のだめカンタービレ』から仕入れた知識しかない。
なので、専門的な話や中身のある話はできませんが、『楽しかった!』という記憶だけでもここに書き残したいと思います。

目次

オーケストラの生演奏で“聴く”『RRR』

これまで何十回と観てきたせいで、ちょっとしたSEからBGMの入りのタイミングまで完璧に覚えていやがる。
ところどころ、「いつもと違う」って感じる部分もありましたが、本当に細かいタイミングの差とかなので普通は気づくのがおかしいんですよね。

ちょいちょい「これ音源じゃね?」ってところがあったので音源も使われてるのかな?
本編で音が入ってるはずなのに音がしないところは全然しなかったので気のせいかも。
でも、指揮者の動きに合わせて音の揺らぎがあることを感じたとき、「生演奏だ!」と感動しました。

前半は被せとオケの音のバランスが崩れがちというか、オケの音が小さくて、調整うまくいってないのかな?と感じる部分がありました。
後半は違和感を感じないレベルで安定していたように思います。(前半これが仕様だったらごめん)

映像を見ながらオケにも注目していましたが、常に全員が演奏しているわけではないんですね。
馴染みの音楽がなんの楽器で形作られているのか、少しずつわかるようになっていきました。
さすがインド映画、打楽器の出番が多い!一番働いてる気がする。シンセやハープもいい味を出している。

完璧に音を再現しているパートもあれば、音の質感が変わっているパートもあり、聴いてて飽きませんでした。
ただ、おそらくインドの古典楽器と思われる音が、シンセや普通の楽器で再現されている……と思います。日本じゃ珍しい楽器なのでこればかりは仕方ないですが。

あと、一部の台詞(モノローグ?)の音声が入ってなかった気がするんですが仕様なんでしょうか。
ラーマエントリーシーンの上官の声とか聞こえて来なかった気がします。

せっかくなのでオーケストラに注目して観ていましたが、気が付いたらスクリーンをガン見していました。
やっぱり『RRR』って面白い!
画面のインパクトがすごい。作画の良さがSSR(S.S.ラージャマウリ)クオリティだから仕方ない。

とくに好きなBGM

ラーマのテーマ(エントリーシーンで流れているやつと、後半にシータの回想で流れた部分)の力強さがとくに印象的でした。このパートになるとオケ全体から「気合い入ってんな〜」という空気を感じました。

ヴェンカタヴェンカテスワルルが「武器は集まる  自らの戦いを求めて」の会話をしているシーン……ここで流れてる音楽が好きなんですけど、元々オーケストラの音が使われてるのか生演奏だと存在感が増していて良かったです。

エッタラジェンダが打楽器の独壇場と化してて、オーケストラなのに「そんなのアリ!?」って思いました。
花形のはずのヴァイオリンが縁の下の力持ちに徹しているのがすごく新鮮でした。

結論から言うと、『RRR』(というかインド映画)ってオーケストラとの相性はあんまり良くないかも。

インドは“踊る”文化だと言われるだけあって、インド音楽って踊りたくなるように作られているんですかね。打楽器や伝統楽器を多用するから、オーケストラのみで再現するのは難しく、管弦楽器が主役になれるところが少ない気がします。
だからこそ、シネマオーケストラもアレンジのひとつとして楽しめるし良いな、と思いました。

国際フォーラムについて言いたいこと

1階席左ブロック、オケもスクリーンもよく見えました。前の人の頭も気にならなかったので、見やすさに関しては文句ないです。

ただ、トイレが少なすぎる!!!

休憩時間とキャパに対してトイレが無さすぎて、出遅れたわけでもないのに、並んでから出るまでに10〜15分近くかかりました。自分の後ろにいた人達は二部までに間に合わなかったのでは。

そのせいか、開演後に入ってくる人が多くてめちゃくちゃ邪魔でした。
座席の前を通るときくらい屈んでほしい。オケどころかスクリーンにすら被ってて最悪。
マナーもあると思うけど、そもそもトイレが少なすぎるのが問題じゃない?

Twitterで検索してみたらみんなトイレに対して文句言ってた。
そもそも3時間半くらい耐えろよ、って意見も見かけたんですけど、それにしたってあのトイレの数は少なすぎるだろ。
1ヶ所につき高速道路のSAくらいの数は用意しておくべきじゃないですか!?www

トイレ対策してたので3時間半くらい余裕かな……とも思ったんですけど、休憩あるなら念の為……って席を立っちゃうのは私だけですか?

RRRって伝説なんだなと再認識

別件で国際フォーラムに来たと思しき人たちがRRRの文字を目にして「RRR……!?あの……!?」とざわざわしていたのを見かけました。
すごい。国際フォーラムAホールのキャパは5000人、2公演で1万人。それ以外にも『RRR』をご存知の人がたくさんいるんですよね。
シネオケに来られなかった、来なかったファンはもちろん、この公演を知らなかった通りすがりの人の中にもいる。

『RRR』の知名度を改めて実感しました。

『RRR』の日本公開は2022年秋。
ロングランの末に上映が終了してからも、映画祭等のイベントで劇場上映が復活することもありましたが、興行的にはとっくに一段落してるわけじゃないですか。なんなら円盤や配信もとっくに始まっている。

でも、だからといって『RRR』の盛り上がりが冷めたわけじゃない。
宝塚歌劇団で舞台化され、今年はついにシネオケが日本で開催され、来年にも舞台化が予定されています。
これらの様々な派生コンテンツは、公式であれどラージャマウリ監督達の手から離れて創作されている部分もあるはず。

インドからやってきた1本の映画が“名作”として日本に定着していく様を、私はリアルタイムで感じている。
それを、今回のシネオケで改めて実感しました。

また、来年にはラージャマウリ監督の次回作『VARANASI』の公開が予定されています。
『RRR』はもちろん、『バーフバリ』以前の作品も全部面白い監督のことです。次の作品も新たな伝説となるのでしょう。その瞬間にファンの1人として立ち会えることを、とても嬉しく思います。

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