【2025年】とくに良かった映画をざっくり紹介していく

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映画好きとしての2025年振り返り記事です!作品を厳選してたら年が明けちゃった。
かなり厳選しましたが、ここに載せてないもの以外にも面白かった作品がいっぱいあるのでどこかで語れたらいいな。

目次

海外の良作

トワイライト・ウォリアーズ

原題から『九龍城寨』と呼ぶことも

インド映画好きやハイロー好きがこぞっておすすめしていたので観に行ったら当たりでした。

オタクが好きなものを詰め込んだような熱いキャラクターと、城砦の暮らしを描くノスタルジーな空気感ケレン味たっぷりなアクションシーンに彩りと深みを添えています。
80年代の雰囲気が好きな方にもぜひ観てほしい。

映画の人気を受け、日本で翻訳出版された原作も読みました。
原作を踏襲しつつも設定や要素が大胆に再構成されており、ここまでいじっても面白いままなんだ!?ってびっくりしました。原作も面白いのでぜひ。

鯨が消えた入り江

Netflixで配信していた映画を劇場公開。私は劇場公開版で観ました。
九龍城寨で信一を演じたテレンス・ラウが出ていると聞いて鑑賞。
香港と台湾、時空を超えて繋がる不思議なポストが「貴方に生きていてほしい」という気持ちを繋ぐお話。

しっとりエモ系の映画ってあんまり見ないんだよな〜とハードルを下げていましたが、それを遥かに上回るレベルで面白かったです。映像もとても美しく、自然豊かな台湾の海と、洗練された香港の都会の風景が印象的でした。

鑑賞後に解釈や考察を捏ねくり回したい方と、時間モノが好きな方にはぜひ見てほしい

シャドウズ・エッジ

こういうかっこいい映像がこれでもかとお出しされます

2025年最後に滑り込んできた良作。

インド映画や九龍城寨、ハイローが好きな人がこぞって見に行っているから間違いない、と思ったら本当に間違いなかった。「インド映画好きがオススメする映画はだいたい面白い」説、マジかもしれない。

こちらの予想なんか全部甘っちょろいんだよ!とでも言われているかのようなジェットコースターっぷりで全く飽きない。

長髪ハーフアップ成人男性の敵組織所属ハッカー(双子の片割れ)とかいうヤバい奴がいるのでオタクはみんな観に行ってください。

まだ上映やってるところあります。上映館自体が少ないんだけど、遠出するだけの価値はあった。

政党大会 陰謀のタイムループ

党首暗殺阻止RTA。

主人公が死ぬと、記憶を保持したまま過去のある地点までタイムループすることを利用して、党首暗殺を阻止しつつ、隠された真実を解き明かしてトゥルーエンドを目指すお話。
ポリティカル・アクションとされていますが、政治の話というよりはループものの面が強いです。
肩の力を抜いて観ましょう。

死ぬこと前提で敵に突っ込んで情報収集したり、状況を整理してどんどん行動を早めて試行錯誤を繰り返す様子はまるでRPGをプレイしているかのようで、見ていてワクワクしました。
タイムループの理由が宗教由来なのがインドらしいな、と思います。

みんな大好きS.J.スーリヤーが演じる敵役は主人公と運命共同体で、作品に程よい緊張感を生み出しています。

レオ  ブラッディ・スウィート

最後の最後まで主人公のことがわからない!

ネタバレを見ないで見てほしい。

うっかり強盗団を返り討ちにしてしまった主人公を“レオ”と呼んで付け狙う謎の勢力。
主人公の本性は家族と穏やかな暮らしを営むカフェ経営者?それとも――?

野生動物との対決、強盗団との大立ち回り、裏社会とのドンパチと派手なアクションはもちろん、死んだはずの“レオ”と主人公は同一人物なのか?というミステリー要素もある。
見終わった瞬間「やっぱりそうか」と「騙された!」という相反する感情が湧き上がる。
ぜひ見て確かめてほしい。

あと、予告見てもらえればわかると思うが音楽がめちゃくちゃ良い。
インドで引っ張りだこのヒットメーカー、アニルドが楽曲を担当。この人の曲は聴くだけでわかる。
映画音楽にこだわる人にもぜひ見てほしい。アニルドを知ってほしいから。

とにかくなんか楽しかった映画

大長編 タローマン 万博大爆発

爆発だ♪ 爆発だ♪ 爆発だ♪ 芸術だー♪

岡本太郎の名作と名言を昔の特撮として映像化。
存在しない70年代特撮という“無い記憶”を見せてくれるべらぼうな映画。
世界観と映像の作り込みと謎の中毒性は今年ベスト。

初見時「応援上映したら楽しいだろうな」と思ったら、本当に「応援してはいけない応援上映」が開催されるようになって手ェ叩いて笑った。

TV版の『TAROMAN』も見てみましたが、ショートショートでびっくりしました。これをあの劇場版に……?

レトロフューチャーが好きな人や“存在しない記憶”に苦しめられたい人におすすめの一本。

クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ

「インド映画リスペクトがすごい」と公開前から話題になっていた、クレヨンしんちゃんの劇場版。

インド映画好きとしての目線から見ても良作でした。
突然強くなるボーちゃん、暴君との対決、簡単に死なないインド人、一対多数の大立ち回り……インド映画の様式美をうま〜く『クレヨンしんちゃん』の世界観に落とし込んでいる。
実際にインドにロケハンに行ったのか、街の様子がリアルでめちゃくちゃ良かったです。

クレヨンしんちゃんが好きな人はもちろん、インドに行ったことがある人や現代のインドに興味がある人、インド映画好きにもぜひ見てほしいです。

これが邦画から生まれたの奇跡だろ

国宝

しっとり系の映画で3時間?大丈夫か?と不安だったのですが、びっくりするほど眠くならなかった!

人間国宝になるまでというサクセスストーリーというよりは、梨園の伝統と実態を描くことで人間のグロさに迫る純文学……みたいな印象でした。
主人公達の人間味と、華やかで厳かな歌舞伎の舞台の対比が鮮やかで美しかったです。
芸術を究めるとはどういうことか、梨園の構造が抱える問題点等、若干難しいテーマを取り扱っているため、人は選ぶと思います。

これが本編3時間の邦画として打ち出され、興行収入100億超という記録を叩き出すほどの人気を得た。それはこの作品が持つパワーの証明だと思います。

同じく吉沢亮主演の『ババンババンバンバンパイア』※を先に見ていたため、演技の振れ幅に大変驚きました。
作風は真逆ですが、『国宝』で吉沢亮スゲー、となった方におすすめしたい。
※こちらも大変面白かったです

劇場版 鬼滅の刃 無限城編 第1章

もうね、国内の映画館はこれをずっと上映しておけばいいと思う。

アニメ初期〜無限列車編まで視聴済、原作未読で久々に鑑賞した鬼滅の刃。
予告の時点で「すごいの来た」と思っていましたが、本当に期待を裏切らない圧倒的な映像体験がお出しされました。

ず〜っと作画が良い。アニメの予算とかわからないけど、それでもとにかく手間がかかってるのが伝わってくる。これをIMAX専用規格でも作れたら無敵だと思う。

アニメで3時間って何!?って思ったんですけど、しのぶの最期や善逸と獪岳の対決、猗窩座の過去を1本に詰め込むにはそりゃこの尺が必要なわけだ……と思いました。

本当に手を抜いてるところがない。
通常料金で3時間、ジャンプ原作少年漫画を最高の作画で浴びることができる失敗しない娯楽。間違いない。

映画好きからすると、公開直後にスクリーンを占拠されて鬱陶しく感じることもあるのですが、その推されっぷりに恥じないクオリティがある。なので日本の映画好きこそ見ておいてほしい……そんなー作でした。

たべっ子どうぶつ THE MOVIE

“お菓子の映画化”としてこれ以上ないくらいの大正解。

メーカーの理念を体現するテーマ、お菓子という題材を上手く使った「いただきます」で変身する設定。そして、「自分が不幸なんだからみんなも不幸になれ」という思想がどれだけ非建設的なのかを優しく説いてくれる展開。
日本の国民性を(良いところも悪いところも)見つめている作品だと思います。

イルミネーションかと思ったら違った。
海外の人気アニメスタジオに影響を受けつつも、題材、テーマ、小ネタに至るまで日本だからこそ作れるアニメって感じで好印象でした。

好きなシリーズ・監督

KING OF PRISM-Your Endless Call-み~んなきらめけ!プリズム☆ツアーズ

なんでまだ見られるんだよ

上映が続いていた3ヶ月間、ずっとこいつ中心に生活が回っていた。そんな映画。

詳しい話は下の記事にて。

アイカツ!×プリパラ THE MOVIE 出会いのキセキ!

何度見ても飽きない可愛さ

10年前、女児向けアニメ&アーケードゲームコンテンツとしてライバルだった2作が夢のコラボ。
筐体が稼働終了して久しく、当時世代だった子ども達も高校生になっている今、そろそろ時効ということなんでしょうか。

どちらもリアルタイムで追っていたので、冒頭のアレで既に感極まってボロ泣きした。
世代ですらないキッズアニメの記念作品を見てボロ泣きしたのは初めてです。

当時、片方が好きだからこそもう片方は手を出しづらいという空気も感じていたので、この映画をきっかけにお互いの作品を履修しあうファンが見られただけで、コラボする意義はあったなぁと思います。

作画がずっと綺麗なうえ、歌の新録もあり、CGライブは全部タツノコCG班の新作!本当にお疲れ様です。
10年前のpixivで見かけたようなクロスオーバーが公式となって押し寄せてくるすごい体験をしました。

女児アニメ好きはもちろん、キンツアを見た方にもぜひ見てほしい作品です。プリティーシリーズにおける男子と女子の扱いの違いを感じ取ることができておもしろ……発見があると思います。

RRR:ビハインド&ビヨンド

『RRR』のメイキングドキュメンタリー。

「これ、どうやって撮ったんだろう」、その答えがここにある。

水中で握手するラーマとビームや荒ぶるホース等、絶対CGだろうと思っていたところがまさかの実写でめちゃくちゃびっくりしました。
また、衣装や楽曲等、それぞれの担当スタッフによる専門的なお話やこだわりポイントも聞けます。リアリティとフィクションとしてのカッコ良さをじっくり考えているからこそ、ケレン味のある作風でも説得力が生まれるんだなぁと納得しました。

あと、ラージャマウリ監督の映画作りですごいなと思ったエピソードのひとつに、「スタントの安全性確認や演技のディレクションの際には監督が一通り実演している」というのがあります。メイキングを見たら本当に映画のあのシーンやこのシーン全部監督がやってみせていた。すげぇ。

RRRが好きな人はもちろん、メイキングを見るのが好きな人にもおすすめしたい。見応えばっちりの90分間。

バーフバリ エピック4K

『バーフバリ』公開から10周年を記念して作られた総集編。
二部作の長編を1本に再編集。初めての『バーフバリ』にもおすすめです。

詳しくは個別記事へ。

最後に

2025年、ずっとキンプリばかり見ていたような気がしますがそんなことはなく。

元々好きなインド映画もけっこう見ていましたし、香港映画や台湾映画等、新たなアジア映画の世界に足を踏み入れることもできました。
コナンや鬼滅等、邦画の話題作もなんだかんだ見に行けてよかったです。

今年も面白い映画に出会えますように!

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