10/1の打ち上げ舞台挨拶、そして翌週のヒロ・アヰ生誕ウィークをもってキンツアの上映が全国的に一段落しました。(まだ上映している劇場もありますが、地元はここで終了したため私としても一区切りです)
6/27の公開から3ヶ月以上、全力で駆け抜けてきました。(映画に対する姿勢なのか、これは……?)
なんとなくこのお祭りがずっと続くような感覚すらありましたが、どんなことにも終わりがやってくるもの。
キンツアが一段落してすぐにアイカツ×プリパラの映画が公開されたり、ポケモン最新作が発売されたりと、キンツアに使っていた余暇が他のことで費やされており、余韻を味わう暇がありませんでした。オタクって忙しい。
地元の最終日で気持ちの区切りはついていたのですが、それはそれとしてちょっと寂しい。
なので、今更ですがキンツアを振り返ってみようと思います。
プリティーシリーズへの愛を再確認した
キンプリの完全新作としてずっと楽しみにしていたキンツアですが、蓋を開けてみるとキンプリというよりはプリティーシリーズお祭り映画として楽しんでいました。
「キンプリが好き」という気持ちはもちろん、プリティーボーイズ、本家の女の子達への思い入れ……10年分の感情が溢れ出して大変なことになりましたね。
キンプリ、ならびにプリティーボーイズ推しって、プリティーシリーズ好きとしては邪道な気がしていました。(でもガチだからこそ、ここまで追いかけてるとも言える)
「プリティーシリーズで男子が好きな人ってただ男が好きなだけなんじゃね?」と言われることもありますし、キンツア上映中もそんなご意見をチラホラ見かけておりました。
これはね〜……シリーズ全部しがみついてきた人であればあるほど意見が割れると思います。
プリティーシリーズの物語は“女の子”のものであってほしいと考える人と、プリティーシリーズらしさの中に多様性が含まれているから男子もアリだと考える人。
私もWITHで初めて男子アイドルに触れた時は前者寄りの考えだったため不安しかなかったのですが、気づいたら考えが変わり、「男子もいいぜ!」となっていました。
でも、ファンみんながこうなるとは限らないし、いろんな考えや向き合い方があっていい。
だからキンプリやダンプリではしゃぐときは「それはそれ、これはこれ」と思っていたのですが……なんかそういう壁を取り払ってくれたのがキンツアでした。
そもそもキンプリ自体、プリリズを続けたいというスタッフやファンの熱意から生まれた作品ですし、それが今も息づいていることが素晴らしいな、と思います。
そして、その熱量をプリリズだけでなく、プリパラ以降のシリーズにも分け与えてくれたことも嬉しく思います。
とくに、ダンプリの今後を気にしている身としては、今作のWITHに対する好待遇はキンプリからの力強いエールだと受け取りました。
また、プリチャン本編においてほとんど出番のないARROWSにもCGモデルが実装され、ルート5にて配信の一場面が披露されたことも素敵なサプライズでした。
ありがとうキンプリ。
鑑賞回数がとんでもないことになった
キンドラでの鑑賞ペースを参考に、ムビチケは1ヶ月はもつであろう枚数を買いました。(ざっと通常20枚、ラージ用6枚くらい)
足りませんでした。3週目に入る頃にはほぼ使い果たしていた……。
そして、30回を超えたあたりから観た数を数えるのをやめました。(DJパーティーの頃だった気がします)
先日、意を決して半券を数えてみました。ご……50回……?
キンドラでは20回以上(過去作の再上映やサンクスウィークは除く)だったので、ざっと倍の計算になります。
完全新作の力って怖い。
また、ダンプリ関係の特典があったことで、キンプリの推しに加えこちらも回収対象になったのも大きいと思います。
キンプリを見る理由なんて「見たいから見る」以外の何物でもないと思っていましたが、今作は特典回収にも本気でした。ダクメアのトモチケだけ全然出なかったときは発狂しそうだった。ランダムは悪。


キンドラとは違う応援スタイルになった
キンドラでは口上や名前コールを積極的に取り入れていたけれど、キンツアはこれらを控えめにしてみました。
振りコピとペンラ芸により力を入れたのと、シリーズ混線お祭り作品なので日によって応援する推しを変え、やることもそれに合わせたものにしていました。(例えばダンプリ側について応援すると決めた日はEZDDのコールを「ダンプリ最高超いいぜ!」に変えるなど)
プリズムウォッチやリングライト、水鉄砲など応援グッズがキンドラの頃よりも増えましたが、これも日によって使ったり使わなかったりしています。水鉄砲は光らせている方が多いと思いますが、私は電池管理がめんどくさいので光らせずに使いました。
公開直後は使えそうなペンライトや応援グッズは全て持っていってましたが、だんだん持ち運びや管理がめんどくさくなって一度に使う量を減らしていきました。
最初は5本使っていた棒状キンブレも、最終的には3本で安定。
多い方が楽な人もいると思いますが、私は本数を絞って高速で色変えする方が合っていました。4DXでも扱いやすくなって○。
それから、今年の春頃からペンライトに充電池を導入しました。(キンプリシリーズでは今作から使用) マジでいい!
光量が落ちるとのレビューも目にしてましたが、あんまり気になりませんでした。元々(ペンラ芸人のくせに)手元が眩しいのが嫌で、キンブレの根元に厚紙を挟んで減光しているくらいなので……。
キンプリ上映期間外など、応援上映がない時期(私は勝手に「オフシーズン」と呼んでいます)も、乾電池の代わりに活躍してくれています。導入コストはかかるものの、買ってよかったです。
日常生活にキンツアが組み込まれていった
映画館でキンプリを観る時間をどうやって捻出するか、それを念頭に置いて過ごした3ヶ月でした。金曜夜の退勤後に行きたいから残業にならないよう仕事を進めようとか、他の作品も観たいからハシゴできる日にしようとか……。
また、キンツアのために外出することで、休日の過ごし方が変わりました。
朝イチの上映を観た後にファミレスでモーニングをいただいたり、温泉で朝風呂したり。
休日は昼まで寝ていることが多かったので、なんか健康になった気がします。良いことしてる気がして自己肯定感もUP。キンプリは心身の健康に良い。(ただ、二次創作や感想を夜遅くまで漁る日も増えたため、睡眠時間が減って生活リズム自体は不健康になりました)
ダークナイトメアで頭がいっぱいになった(!?)
キンプリなのになぜ……こんなはずでは……。


元々ダンプリはダクメア推し。アニメで動くダクメア自体が本当に貴重なので、キンツアで新規のセリフやCGパートが貰えて嬉しかったです。本当にありがとう。
週替わりとはいえ、アニメで使われなかった部分を含むCGライブの披露がありました。
ルート2だったのもありがたかったです。キンプラのprideが大好きなので、ヒロ様のショーに加えてダクメアまで一気に浴びることができて心臓がバクバクしまくりでした。
公開直後は「ダクメアは持ち歌やらないのか〜」とがっかりしたんだけど、ギラギャラ部分週替わり説を見て希望を持ち直しました。だからルート2解禁日が近づくにつれて何かが張りつめていくような、ピリピリした感覚が強まっていきましたね。ここで来なかったらないだろうな、くらいの気持ちでいたので。
結果はこの通り大勝利!ありがとう〜!
それ以降、ルート2が回ってくる度にソワソワしてました。
あと、キャラとは直接関係ないですが、ダクメアの中の人達がよく上映に行ったりインライで作品について語ってくれたり、工作配信したりと盛り上げてくれてて愛を感じました。今回は客演枠なのにダンプリ・プリパラと変わらない姿勢で推してくれてて、ダクメアのオタクとしてはもちろん、キンプリエリートとしても嬉しかったです。援護射撃あたした!
WITHがバズった
ダーリン、マジ?????????
ぶっちゃけ、公開前は『好きにしてIIZE』が劇場で見られたらラッキーだよね〜くらいに思っていました。甘かった。
スーパー・ダーリンCGライブ実装!
知らん衣装!見たことないサイリウムコーデ!
……え、キンプリだよね?
そう、WITHはいつだって私の舐めた考えをバキっていく。
こんな至れり尽くせりでいいんですか〜!?と私がキャッキャしている間に、「WITHの前売り特典も回収しておけばよかった……」と後悔するエリート続出。意外とWITHまで追いかけてる人少ないんだな〜と呑気に思っていたら、キンツアで初めてプリティーシリーズに触れた人達の間でもWITHがバズっててびっくりしました。
シンプルに曲が良い、生脚のインパクト、女児アニメの枠から出ていなかったため男性アイドルが好きな層に認知されていなかった等、伸びた理由は確かに思い当たるところがありますが。それにしてもバズりすぎだろ!
他界隈で見覚えのあるオタクが続々とWITHのファンアートを描いていたり、女性向け界隈でよく見かける期間限定アカウントが日に日に増えていったり、マナーの悪い新規オタクが散見されたりと、旬ジャンルみたいな盛り上がり方しててびっくりしました。
TKカバーやコラボ、クチコミでふらっと来てくれた人達がどんどん狩られていって、キンプリなのに……!?とエリートとしては複雑でもありますが。でもダンプリのオタクとしてはめちゃくちゃ嬉しかったです。
嬉しすぎて、興味を持ってくれた友人やフォロワーに片っ端からWITHのドラマCDを聴かせ回っていました。
聴いてくれたみなさん、ありがとうございました。
WITHが話題になることで、今後のダンプリの展開も盛り上がるに違いない。現在見られない舞台やライブ、未音源化曲が再び日の目を見るかもしれない。そんな淡い期待を抱いてたら、6年前に出たアルバムの初回限定盤(ドラマCDが付くやつ)が再販されることが決まりました。
奇跡、起こりまくり!ここはそう、ダンプリ!
応援上映でも、週を重ねるごとにWITHへの歓声が大きくなってて嬉しかったです。
初週なんて、「俺の銀河系……」に歓声を上げるのすら自分を含めて数人やってるかやってないかだったのに。「え、みなさんやらないんですか?」ってびっくりしましたね。WITHを、スパダリを知らないエリートの方が多いんだ〜って。それゆえに応援の変化を通して、WITHが世界に見つかっていく様を感じることができました。感慨深いです。

普段女児向けを見ないフォロワーがハマってくれた
これびっくりしました。
今作はとくに、女児向けを通ってきていない人がハマってくれているのをよく見かけます。
日頃、プリティーシリーズにズブズブなのでなんとなくキンプリ観に来る人=みんなプリティーのオタクだと思いがちだけど、一見さんもいっぱいいるんですよね。そりゃそうだ。
なかでも、普段女児向けに興味を示さなかったフォロワーさん達が次々と観に行ってくれて、そのままハマってくれたのが嬉しかったです。キンツアを2回以上観てくれた人やキンプリの過去作を履修してくれた人はもちろん、派生元のプリティーシリーズを走ってくれる人まで現れて……い、いいんですか!?
公開直後から「映画館で関俊彦のGet Wildを聴くだけで人助けになります」「かっこいい男の子が歌って踊る映画だと思って気軽に見に来てほしい」とは言っていたのですが、それだけで終わらない方が多くて本当にありがたかったです。
キンプリならびにプリティーボーイズは“女児アニメの派生作品・派生キャラ”であり、公式はもちろん、ファンもそれを大切にしています。だから、その事実を伏せるような言い方で布教するのは失礼なんじゃないか? でも初見さんの敷居を下げるなら説明は軽い方がいいし……。と少し悩ましくもあったので。
結果、気軽に見てハマってくれた人達のなかから、プリリズRLはもちろんプリパラやプリチャン、プリマジまで視聴してくださる人達が現れました。女の子達の物語も好きになってくれたうえ、女児アニメとしてのテーマを尊重してくださる方が多いことを、とてもありがたく思います。
交流の幅が広がった
キンドラ以前からエリートやってるフォロワーさん、今作からハマった/出戻ったフォロワーさん。いろんな人とお会いし、連番させてもらいました。群馬まで来てくださった方もいて……本当に楽しかったです。
また、交流関係で前作と違ったのが、上映最終日に地元のエリートと交流ができたこと。
持ち物やコールでなんとなく「常連さんがいる?」というのはわかるけど、どこの誰かはお互い知らず、直接言葉を交わしたこともない。でも同じ箱でいつも一緒に応援している……という奇妙な距離感も居心地良かったのですが、地方エリート達の結束力を羨ましく思う気持ちもあって。
前橋・太田エリートにもそうしたコミュニティができていることを知って嬉しかったです。さらに、Twitter上でも同ホームだとわかってフォローしてくださる方がいました。ありがとうございます。
実は大人数でレディスパをやったことがなかったので、今回ようやく実績解除しました。何年エリートやってんの?
撮影に失敗したので、少人数で仕切り直した方の写真を載せておきます。

そして、友人やフォロワーと会う頻度が増えたため、上映前後に半券割引を使ってカフェで駄弁ったり、ファミレスやカラオケで延々と作品語りしたのも楽しい思い出。また、入場者特典の交換で声をかけてもらうなど、一期一会の出会いもありました。
キンプリにしろ他の映画にしろ、映画館通いは基本ソロのオタクなので新鮮でした。
身近なライブ現場として、そして人々の交流の場となるサードプレイスとしての映画館。それを実感できる作品、KING OF PRISM。上映期間中は深く考えていませんでしたが、今になってそれを実感しています。(マジでキンツアの上映が終わってから出かける頻度が減った)
いろいろな反省とか
キンツアTを買っておけばよかった
ぶっちゃけ買わなかったのを後悔しています。
タツノコ公式ストアが更新される度に「いらねーwwwwww」とひとしきり笑い転げた後、「でもちょっと欲しいな……」と悩んだ末、「これを上映館が入っている地元のモールに着ていけるか?」と正気に戻って買わない……を繰り返しており……。(県内の上映館はどちらも家から1時間以上かかる場所にしかないものの、普通に知り合いに出くわす可能性があるエリアなのでチキってしまった……)
でも、地元の映画館に集結するエリート達を見ていたら、もっと見た目からはっちゃけてもよかったな……と思いました。みんな普通にTシャツやお揃いパーカー、法被とか着てたし痛バも持ってきてた。
モール内で知り合いに出くわすこともほとんどなかったです。(出会ったのはキンプリ観に来た知り合いのエリートくらいでした)
もう少し計画的に鑑賞するべきだった
あれだけ見たならムビチケ特典もコンプできたはずなんですよね。
早々にムビチケが足りなくなってたしもっと買っておいて、もらえるものはもらっとけばよかったな……と思います。
また、WITHの特典を多めに回収しておけばよかったな……と少し後悔しています。公開後にハマった友人やフォロワーが続出したので、予備があれば渡せたのに……!自分用しか持ってなかった。
当然ですが、こんだけ鑑賞してグッズを買って遠出もして……となるとかかった金額もそれなりになってきます。チケット代だけで夏のボーナスがだいぶ飛びました。怖。でも、後悔はしてません!
さすがに金欠なので、しばらくはグッズやイベント等は控えようかな〜と思います。キンプリに限らず。消費行動に対してちょっと慎重になろう。……と言いつつパソコンの買い替えなど必要に迫られてる出費が多すぎる。
また、鑑賞回数をもう少し抑えて、例えばサツゲキや大高など地方の強豪校(?)的な劇場まで足を運ぶ……なんて楽しみ方もアリだったのでは、と今更ながら思います。
ホームへの愛着は増しましたが、今回は都内ですら数えるくらいしか行かなかったため、他地方のエリートとの交流や文化の違いを感じる機会があまりなかったかもしれません。
総括
キンプリ新作でありながらプリティーシリーズの、とくにダンプリへの愛を再確認した作品でした。
ベテラン声優によるTKカバー、パラライやMマスとのコラボ、女性向け界隈でバズったWITH等の話題性によりご新規さんも増え、シリーズとしては初の興行収入10億円を突破。
昨年、キンドラで息を吹き返したのも奇跡だと思っていたのに……今年はさらなるお祭り騒ぎとなりました。
毎週映画館に通うのを楽しみに、全力で駆け抜けてきた3ヶ月間。
週を重ねるごとに劇場に人が増えていくのを感じ、「ああ、キンプリって楽しいな」としみじみ思いました。
今後も円盤の発売、ブタキン新作、10周年企画とまだまだ楽しみは続いていきます。
公式にほとんど動きがなかった2020年からの4年間を思うと、今こんなに盛り上がっているのってマジで奇跡ですね。
素敵な時間をありがとう、これからもよろしく!

