最近、フォロワーさんの布教を受けてまほやくを始めました。
すごい熱量でおすすめされ、勢いのままにメインストーリーを1.5部まで走りました。めちゃくちゃ面白かったし、私の好みを完全に把握されてて爆笑しました。
この記事では、↑のツイートで書ききれなかったことを中心に書き殴っていきます。
ロクでもなさすぎて行き場のない感想が多いです。しかもとんでもない字数(1万……?)になってた。
当たり障りのない文章をこの私が長々と書くわけないだろ!……ということで嫌な予感がした方はブラウザバックしてくださいね。
触れてみて良いなと思ったところ
世界観が素敵
おじや作ってるだけでかっこいい。
ちょっとした小道具からしてファンタジックでとても良い、ずっと遊んでいたい……。
奇妙な傷や魂の欠片、予言等、異能バトル物や特殊設定ミステリにありそうな設定が多くて今後の展開を履修するのが楽しみです。あと、各国の政治や歴史等、世界に深みを持たせてくれる設定がしっかり練られていそうでワクワクします。
賢者(プレイヤー)の性別を選べる
この手のゲームでプレイヤーの性別が選べる仕様になってるの、珍しいですね。
男性向け・女性向け問わず「性別を選べるようにしてほしい」という声や、二次創作界隈で主人公の性別で揉めたりしているのを見てきた者としては、男女選べる仕様は英断だと感じました。
自己投影して楽しむも良し、自分とは切り離して見ても良し。
設定で簡単に変更できるから両方試してみたけど、主人公の一人称が変わるくらいで大きな差はなさそう?
最初は女性賢者で始めたものの、現在はお試しで男性賢者にしています。どっちが良いか迷い中。
衣装がめっちゃかわいい
ローブ等の魔法使いらしい衣装や異世界ファンタジーの強化形態らしい強そうな装備はもちろん、花やリボン、柄物を取り入れた華やかなスーツや王子ロリィタのようなシック&ひらひら系、チャイナ、パーカー等のカジュアルなものまでバリエーション豊富ですごい。
(付き合いの長いフォロワー各位はお察しかと思いますが、正直衣装のセンスめちゃくちゃ好み)
柄や装飾の使い方から思ったのですが、もしかしてスタッフに宝塚が好きなデザイナーさんがいたりいる? もしくは参考にしてたりするのかな。
魔法使い+αに対する現時点での所見
中央の魔法使い
アーサー
アイコンの子でもあるので、魔法使い側の中心というか主人公的な立ち位置かな?
そんな子が作中最強の魔法使いとの間に魔女集会概念が存在している……それだけでこのコンテンツのこと信頼できますね。
まだ若そうなのに実の親に捨てられたり叔父と権力争いしたり人間と魔法使いの板挟みになったりと苦労が絶えなさそうで心配。それでもひねくれたりせず真っ直ぐ王子として、魔法使いとして前を向いていて眩しいなって思います。頑張ってほしい。
余談ですが、声が田丸さんの銀髪魔法使いということで、プリマジのひゅーいを思い出した。ひゅーいも人間と魔法使いが手を取り合うことを望んだ魔法使いだったな……としみじみ……アーサーに直接関係ない話でごめん。
オズ
第1部ではなかなか重い腰を上げない様子にやきもきしながら見守っていたのですが、最後の大活躍で全部ひっくり返されてしまった。そりゃ出し渋りもするし厄災の傷で魔法使いとしては致命的なデバフがかかるわけだ……。
1.5部まで読んだ今としては、誰よりも魔法使いと人間の共存を考え、自分に出来ることを見極められる人なんだろうなぁって印象。
気まぐれに捨て子を保護して育てたもののその手を離してしまったが、それでも子には慕われている……という典型的な魔女集会概念を背負ってるのと、天然っぽいところがありそうなところがこう……ギャップとして王道で良いです。魔法使いモノと聞いて興味を持つオタクにこの概念が嫌いな人はいません!!!(力説)
カイン
異世界に来たばかりの賢者にとってはすごく頼れるお兄さんだよな……よかったね……と微笑ましく見てたら、奇妙な傷で幼児退行(?)したオーエンの世話を焼くようになって寂しくなってきた。私を置いていくな……!
女賢者とはお嬢様と従者みたいな距離感だと可愛いな~と思いますが、男賢者だと大学でよくつるんでる友達みたいな感じになりそうだな。どっちもおいしい。主人公の性別が選べるゲームってこういう想像が捗って楽しいです。
正確な年齢がよくわからない。騎士団所属で部下がいることから想像すると20代後半以上か?と思ったけど、明らかに大学生くらいの歳に見えるヒースと近いと言われてるあたり20代前半くらい……?
面倒見が良すぎるため、今のところ「お兄ちゃんになってほしいキャラ」って感じで見てますが、「騎士様」ではない年相応の普通の青年らしい一面もこれから知っていけたらな~と思います。
リケ
魔法使いだとわかって教団に預けられた良家の子息だったりしないか……? 家には置いておけないが、捨てるよりマシだからと里子に出された、そんな印象を受けました。
教団もあんまり良いところじゃないというか、魔法使いを搾取してるなぁ……って感じ。
子どもの魔法使いを思想から染めてるあたり確信犯だよなあ。
リケが清く正しく生きようとしているのも教団の教育のおかげなんだろうけど、このまま飼い殺されていいはずがない。
ネロが兄のように気にかけてくれていたり、向上心に溢れたミチルと友達でいることで、少しずつ自分のために生きることの大切さを学んでいってほしいな。
東の魔法使い
ファウスト
自分のことを死に損ないだと思ってそう……初期からそんな印象だったんだけど、まさかそれが数百年前の建国時からだとは思わんだろ。
きっと革命だなんだというのも若気の至りみたいなもので、自分も周りの人々傷ついて、それをずっと罪として背負っているのかな……と勝手に受け取りました。
この人が救われるのっていつなんだろう。石になるその日までずっと抱えていかなくちゃいけないのかな。
あと、その名前からファウスト伝説と関係があるのか気になる。元ネタとするには直球すぎるネーミングなのでとくに関係ないのかな。
育成の際、野良サポカでカンカン帽にブルーグリーンのスーツをお召しになっているところに出くわしたんですが、この人こういうのも着るんだ……素敵だな〜と感動した。
ヒースクリフ
もしかして、まだ未熟さのある御曹司が君主としての強さを少しずつ身につけて成長していく……そんな物語を持つタイプ?……だとしたらめちゃくちゃ好みかもしれない。
最初から王!って感じのキャラも好きなんだけど、王たる風格とかそういうのを身につけていくまでの過程が楽しめるキャラはやっぱりこう……伝説の目撃者みたいな気分で見られて超楽しい。
シノが「あいつが格好良い主君ぽい時はゾクゾクする。口笛を吹きたい気分になる」って言ってたの、めちゃくちゃわかるゥ〜ってなった。
絶対王者属性が推しになりがちで、常に推しを称えているオタクなのでヒースがこのタイプだとしたらヤバいな……と身構えまくっています。
ヒースとシノ、歳が近いらしいけど明確に体格が描き分けられてるのにすごいこだわりを感じた。ヒースは大学生くらい、シノは高校生くらいに見える。(実年齢も見た目相応だと思ってるのでヒースの方が年上だと思ってますが正解は如何に)
幼馴染の友達主従、め〜っちゃ好きな味がしますね。百合厨なのでこういう関係性が大好き。
シノ
もっと気難しい感じの子だと思ってたから、案外素直で人生めちゃくちゃ楽しんでるタイプで驚いた。ノリの良い普通の男の子って感じ。かわいいね。
生い立ちと魔力の強さを考えるとグレたら手が付けられなさそうなのに、そうならなくて本当に良かった。
良い意味で年相応の子どもらしさを失わずにいられるのはブランシェット家のおかげだろうな。
従者としての忠誠心もそうしたブランシェット家への恩から来ている、というのもまっすぐで眩しいです。
育成や交流を通して、付き合いが短い賢者にも「もっと褒めろ」と甘えてくるのですが、これってブランシェット家のみんなから愛されていたからできるムーブだよなぁ〜としみじみ思いました。
ヒースに対して、幼馴染で友達として大切に思う気持ちと、従者として尽くしたい気持ちをうま〜く両立させているのがすごい。
むしろヒースの方がそこまで割り切れてなくて、「友達でいたいのに……」と甘い考えで悶々としてそうなのがこう……どうしようもなく育ちの違いを感じてしまう。ヒースが上手く割りきれたらマジで最強の主従バディになれるので頑張ってほしい(?)
ネロ
兄貴属性のなかでも、お兄ちゃんって感じのタイプ。マジでこんな感じのお兄ちゃん欲しい。
東の国で飲食店を営んでいたときも、お客さんに好かれる兄ちゃんって感じで親しみを感じました。
実際はどうだか知らないけど、リケやシアンへの接し方を見ていると、年の離れた妹や弟(orそれに近い存在)がいたのでは?
ブラッドリーとの間にバディ物にありがちな腐れ縁ブロマンスの気配を感じ取り、盗賊時代の話が気になるな〜なんて呑気なことを考えていたら、「愛憎以上の湿度が存在する」と教えてもらいひっくり返った。
1.5部までの時点ですでに並々ならぬ感情がありそうだな……というのは察したけど、過去は過去と切り捨てたものを引っ張り出されて情緒がおかしくなるタイプだと思ってたので、ずっと引きずってるタイプだとは思わなくてですね。
カラッとしたバディも好きだけど、ウェットなブロマンスも好きなので気になって仕方ない。
西の魔法使い
ムル
1.5部読了時点での印象は“でっけ〜猫”。ふざけた言動もだけど、気まぐれだけど見るとこはちゃんと見てる賢さがこう……猫っぽい。
絶対この世界の教科書に載ってると思うんだけど、生没年の欄が『××××年(すごく昔)〜』で没年書いてないんだなと思うとすごい。世紀の天才どころじゃない。
味方サイドにいながら未知の超常現象に魅せられた者、ということでラスボスなのかな?と疑ったりもしたけど、ノーヴァの登場で「じゃあ違うか……」となった。
賢者の魔法使いとしては、欠片の方も含めて賢者やみんなを助けてくれてるな、という印象がある。敵というよりは囚われのヒロイン的なアレでは?というのが現在の見解。
シャイロック
なんて色っぽいお姉……お兄さんなんだ……とドキドキしていたら、ムルへの友情拗らせ巨大感情を見せつけられて変な声出た。
友情が煮詰まりすぎて名前もつけられない何かになっちまったことをしみじみと咀嚼してたのに、公式があっさり“愛憎”の2文字にまとめていることを知りゲラゲラ笑いました。いいんだ、それまとめちゃって。
メインストにおけるサイドストーリー的な軸のひとつに“ムルの魂の欠片を集める”があると思うんだけど、主に欠片集めをしているシャイロックが、元に戻してあげたい気持ちと同時に、元に戻すことそのものに対していろいろ思うところがあるっぽいのがこう……ここ立ち止まるポイントなんだ!?っていう驚きがありましたね。
あと、正装が軍服風で正直いちばんビジュ刺さったかもしれない。
クロエ
ほ〜んとにお洋服のセンスが天才すぎる。白を基調に様々なテイストを取り入れ、同郷の魔法使いで差し色を揃えつつ各々に似合うアレンジで仕立てた衣装を21着も!(賢者も含めると22着?)
たぶん魔法も使って作業してるとは思うんだけど、それでも大変だろうな……というのは想像にかたくない。それを自分から発案してやり遂げたことがもうすごい。国一番……いや世界一の仕立て屋だよ。
あと、見た目がめちゃくちゃ好み。丸みのあるつり目にふわふわの髪、ひらみと柄を嫌味なく取り入れたスーツスタイル。女児向けアイドルものにおける主人公チームのクール担当みたいな可愛さのあるカッコ良さがある。服のセンスもあって上品な美少女っぽい感じ!
魔法使い故に家に閉じ込められ、徹底的に自己肯定感を削がれていたのが気の毒すぎる。実家はダーズリー家みたいな場所だったのかな。
気さくで明るくて夢に向かって頑張る良い子に育ったのは師であるラスティカのおかげなんだろうな……どうかこのままグレたり病んだりせず健やかに生きていけますように。
ラスティカ
まさに貴族!って感じのお方。
ただ、魔法使いとして長く生きて弟子を取りながら各地を転々とする……という生き方にそぐわない立ち振る舞いでもあるのが気になる。高貴な生まれの人なのか、元々おっとりした性格ゆえに立ち振る舞いに品があるだけなのか……どっちなんだろう?
シリアスなシーンでは聡明そうな印象を受けたし、魔法使いとしてもそれなりに年季が入ってそうだけど、花嫁探しと鳥かごの件だけ謎。ただの不思議ちゃんキャラってわけでもなさそうなので、何らかの事情がありそう。
おすすめの喫茶店に連れてってくれるはずが、とっくに店主は亡くなってて店も無くなっていたエピソードを読んだのですが、魔法使いが長命であることを実感してゾクゾクした。人の子から生まれた存在が長く生きるうちに常人の感覚を失ってしまうってこういう事なんですね。
北の魔法使い
スノウ・ホワイト
いちばん幼い見た目の子が最年長、というのはよくあるギャップだと思いますが、双子かつ片割れだけ死んでいる、というのが闇深くて良いですね。
育成に連れ回してたら「この辺でホワイトが死んでて〜」と当時の再現(?)を始めてビビりました。この双子がそこら辺の魔法使いに負けるとは思えないので、なんらかの不幸な事故だったのかな……と予想してるんだけど実際どうだったんでしょう。
北の魔法使いにしては穏やかそうなので、嫌いな奴は全員くたばったってやつかと思ってたけど、悪い魔法使いを死なない程度にいたぶって懲らしめて回ってるあたり、散々暴れ回ったから現在は隠居してる……って感じでもなさそう。
ブラッドリー
一見小悪党っぽいのに知れば知るほどこの人大物だな……となる兄貴属性。舎弟がいっぱいいるタイプ。
こういう綺麗なお兄さんがいっぱい出てくるコンテンツで推しになるタイプではないのですが、少年漫画やそれに近い要素がある漢くさい作品だと推しになりがち。
クシャミでランダムに瞬間移動できるの、任意発動できれば役立つこともあるんじゃ……? と思っていたら、1.5部のアレで笑っちゃった。
それでも肝心なところは決めるあたり、魔道具を銃にしてるだけありますね。スナイパーの鑑。
砂、味方からもヘイト稼いでナンボですからね(チャージャー使い並感)。
ほんと、1.5部のあのシーンとてもカッコよかった。頑張って持ちこたえた子ども達をちゃんと労ってくれるのも「あ、兄貴ー!」って感じで痺れましたね。
ミスラ
自分の正体をゲロりそうになったノーヴァを容赦なく追い払ったところでゲラゲラ笑いました。おもしれー男!
邪魔な奴や面倒な状況に対する手段として、ゴキブリ駆除と同じ感覚で殺しが選択肢に入ってくるタイプっぽい。
単体での印象ならダウナー系お兄さんだ~って感じなんですが、ルチルやチレッタとの関係性を提示され、個人的にはおじさんの枠に入りました。
ふらっと現れて助けてくれる親の友達らしき美形のお兄さんなんて、属性で言うなら初恋泥棒なんだよ。
あと、なんの仕事してるのかいまいちわからない親戚のおじさん、もしくは突然子どもを預かることになってしまった殺し屋みたいな趣もある。
実写だったらアラフォーさしかかったくらいの演技派俳優(元アイドル)が演じてそう。
最終回(来年の厄災)でルチル達を庇って死ぬタイプに見える。……が、ミスラが主人公の映画だったら生存してる。主役ならジョン・ウィックみたいな暴れ方してほしさある(?)
オーエン
厄災の奇妙な傷による人格は本来の性格では?という示唆があったし、見た感じの印象だと幼児退行に近い気がします。ただ、それだけじゃないというか、普段のオーエンも精神年齢が低い気がする。なんらかの事情で情緒が育ってないというか。幼少期になにかあった気がします。
彼の残酷さって無邪気な子どもみたいなところじゃない? アリの巣に水を流し込むようなことをなんとなく、躊躇いなくできる感じ。
なぜか呪文が2つあり、使い分けているのもなにか理由があるのかな。
あと、魂を隠してるから死なないといった情報が出てた気がするんだけど、それって分霊箱のようなもの、という理解でいいのかな。だとしたら何のためにそんなことを……?
目玉も呪文も人格も2種類。なら、魂も2つあるんだろうか。そしたらマジの分霊箱じゃん……。そしてこれらは後天的な要素が強そうな気がします。勘だけど。
南の魔法使い
フィガロ
パーティーの時に賢者を口説こうとしたときの様子を見るに、沼ったら人生がめちゃくちゃになるタイプのヤバ男の匂いがする。
実年齢は40代以上なのにお肌が若々しい&イケメンなおかげでギリ20代に見えなくもない俳優さん……みたいな感じの外見だと思ってます。実写においてもアラフォーの役者が演じてそうだけど、ミスラ役の俳優よりも年下だったらおもしろい(なんの話?)。
北生まれらしいけど「今はのんびり暮らしたい」が嘘じゃないとして、最初から隠居するつもりで南の国に移ったのか、なんらかの理由で南に流れ着いて暮らすうちにそう思うようになったのか気になる。
レノックス
純粋な南の人ではなさそう? と思いながら読み進めてたらファウスト先生の従者だったんですね。先生はレノさんの幸せを思って身を引こうとしてるけど、本人はずっと先生を案じて探していたのがいじらしいなって思います。
威圧感あって怖いかも……という第一印象から、寡黙だけど温厚そうで「悪い人じゃないかも……」というギャップにみせかけてやっぱり武闘派で。戦う姿に見とれていたら整った顔をしていることに気づくんだ……(何?)
なんかそういうギャップの重ねがけみたいな人だなぁと思いました。
そもそも、デカくて寡黙なお兄さんがモッコモコの可愛い生き物を連れてるというだけで優勝じゃん!?
まほやくを薦めてくれた方の推しなのでよく画像がTLに流れてくるのですが、そのおかげで彼の腹筋がバキバキに割れていることに気づきました。そりゃ魔法より先に手が出るわ。
ルチル
ふわふわ&たおやかそうに見えて芯の強い子が推しになりがち。見た目も落ち着いた雰囲気の好青年って感じでとても好み。……などと呑気な気持ちでいたら、その清楚さと品の良さから「系統としてはフェミニン系のお姉様タイプでは……!?」と脳がバグってたいへんなことになってしまった。ここ最近、1日1回は「お姉ちゃんすぎる……」と呻き声をあげています。
長い間このタイプの推しが女性キャラにしかいなかったため、男性キャラでこのタイプに出くわす度に狂う。まほやくだとシャイロックもこれ。
まほやくを布教してくれたフォロワーさんが「上品だけど時々様子がおかしい美少年(美青年)が好きなら刺さるかも」と勧めてくれたのがルチルだったのですが……。ごめんなさいなんか変な刺さり方しちゃった。今のところ「フッ、おもしれー男……」よりも「おねえちゃ~ん!」って気持ちが強いです。
前述の通り、美青年キャラとしても好みではあるのですが、それとは別に綺麗なお姉さんキャラに激弱なオタクのため、その概念を感じ取ってからときめき方が変わってしまった気がします。
関係性の面ではやはりミスラおじさんが気になりますね。
ミスラとチレッタの約束を知って、厄災等の大きな戦いの際に命を投げ出して自分を庇おうとしたミスラに対してブチギレてから共闘してほしい。
ミチル
魔力強化アイテムの購入をフィガロに止められて「リケは良いのになんでボクはだめなんですか?」ってなってるの、それ自体はフィガロが悪いだろ……とは思うんですけど、今後あらゆるところでそうやって“リケは許される”状況に出くわして、その度に友達への暗い感情が溜まっていくのかと思うとつらい。
たぶん中学生くらいの年齢だと思うんだけど、周りと比べて劣等感を感じたり、逆に周りを見下したりといったドロドロしたものに振り回されやすい年頃でもあるので、グレないでほしいな……と祈っています。
心で魔法を使うなら、心がグチャグチャになったら本当に暴走しかねないし、フィガロにはメンタルケアにも気を配ってあげてほしいな。
なんとなくだけどミチルの方がチレッタに気質が似ているんじゃないかな、と感じる。顔は多分ルチルの方が似てるのかな。
賢者に対して
公式ビジュアルが判明していて助かります。
現実にいても違和感なさそうなお兄さん&お姉さんって感じ。シンプルなデザインだけど、それ故に現代日本から異世界転移してきたっていうのが伝わってくるのがすごい。
晶♀
魔法使い達を従える構図にお嬢様×騎士みたいな良さを感じています。
普段はみんなと仲良くやってるけど、ふとしたときに壁を感じたり男性には相談しづらいことができたときにカナリアさんにひっそり打ち明ける女賢者の可能性に気づいたんですけど、GL未満の百合が好きな皆さんはどう思いますか?
晶♂
男性賢者の魔法舎、男子校の寮生活って感じで楽しそう。
歳が近そうなカインや何かと気にかけてくれるアーサーと仲良くなっててほしい。
前の賢者
よくあるブラック企業勤めサラリーマンのはずなのに、ファンタジー世界だとこんなシュールなんすね。
たぶんそれなりの私立大学で勉強も遊びもパワフルにこなし、就活もそんな感じで乗り越えたけど蓋を開けてみたらブラックだった……みたいなイメージ。勝手に陽キャの営業マンだと思ってるけど、なんの仕事してたんだろう。
その他いろいろ想像したことまとめ
カインとオーエン
オーエンについて少し考えてみて、彼は分霊箱を作っているのでは?そしてカインと交換した目玉が分霊箱なのでは?という可能性に思い当たったので好き放題書いておく。
まず、目玉を交換した理由が分霊箱の作成だとして、なぜカインなのかがわからない。
オーエンの態度を見ていると、カインがなんかしたわけではないんだろうな……と思っています。カインに恨みを買うような心当たりもなさそうだし。
オーエンがたぶん勝手に彼に対して思うところがあって執着してる……そんな印象を受けました。
おそらく執着している理由も怨恨ではないのでは? オーエン、精神年齢が低そうな印象があるし、北の魔法使いという性質からしても、カインみたいな真っ直ぐな魔法使いに出会ったことなくて、興味と羨望と苛立ちが一緒くたになって……とかでは? それでカインが見ている世界に純粋に興味があった等の理由から目玉を交換することで分霊箱とした……だと無邪気さとおぞましさが感じられて良いな……と思いますが真相は如何に。
こんだけ書いといてアレですが、分霊箱は関係なかったらどうしよう。似たような効果のある術であっても、ハリポタの分霊箱とは仕組みが違う可能性は大いにあると思います。魂を分割せずとも、自分の身体の一部を他の人間に取り込ませればOKとか……。そしたらカインの目玉にも繋がってくるし。
賢者について
賢者が元の世界に戻る方法のひとつに“賢者の心が壊れる”や“魔法使いとした約束を破る”があったらどうしよう。
賢者は魔力を増幅・供給するための外部電源みたいな役割だと思うんですよ。なので、心が壊れて魔法使いと心を通わせられなくなったり、魔法使いとの信頼関係を裏切るようなことがあったら“要らない”と判断されて元の世界に送り返されるんじゃないかなって。
前の賢者が突然いなくなったのも、厄災との戦いで仲間が10人も死んで心に傷を負ったから……とか……。
召喚されたら基本的に帰れないパターンも考えてみましたが、その場合は使い物にならなくなった賢者は人柱になるんじゃないかと想像した。
月が求める膨大なエネルギーに応えることができるのが、世界を超えてやって来た賢者くらいなのかもしれない。もしくは異世界からの異物だからこそ月に目をつけられてしまうとか……。
厄災の迎撃に失敗する度に賢者が生贄になることで世界の崩壊を防いでいる……とかだったら怖い。もし賢者がいない状態で迎撃に失敗したら容赦なく世界が滅ぶ。「前の賢者は気づいたらいなくなってた」の真相がこれだったら嫌すぎる。
王家から賢者の魔法使いが出た件について
この世界、トゥルーエンドに辿り着くための必須条件に『王家から賢者の魔法使いを輩出する』がありそう。
前の賢者がいた頃はアーサーは表立って賢者達のために動くことはできなかったけど、ついに賢者の魔法使いとして召喚された。これがこの世界において良い方向に作用する……と思いたい。
人間と魔法使いが共存する世界にも関わらず対立の構図が見えるという点において、人の世を統治する側であり魔法使いでもあるアーサーの登場は特異点ではないか? 彼がその気になれば王家を離れて魔法使いだけが暮らす国も作れるのではないか? 今はまだ若いので人間と魔法使いの共存ができると信じていそうだけど、不可能だと思ったら人間を見限ってしまうのかな。
アーサーはかつてファウストに協力した後裏切った(?)という初代国王アレクに似ている、というのが気になるんですよね。アレクが人間ゆえに魔法使いを裏切ったなら、アーサーは魔法使いゆえに人間を切り捨ててしまうんじゃ……?と思わずにはいられない。
物語的にはアーサーの登場でみんな幸せになれるトゥルーエンドへ……の方が綺麗だけど、魔法使いは常人の数倍~数十倍の時を生きることを考えると、簡単にトゥルーエンドに辿り着かせてくれるのかな?と思います。
彼らが生きてる限り、賢者が代替わりして『まほやく』として観測できる範囲を超えても物語は続くはずなので。
シャイロックと魔法科学について
もしかして彼が魔法科学を嫌ってるのとムルへの愛憎って繋がっている……?
マナ石は死んだ魔法使いが変化したもの→ムルが発明した魔法科学はマナ石を使用する→魔法科学が盛んになる→マナ石が枯渇する→魔法使いの虐殺が起きる……まで想像したところで、もしこの流れでシャイロックの同胞が殺されたら間接的に原因を作ったムルのこと恨むよな……と……。
でも、ムルと議論を交わす時間が楽しかったシャイロックとしては彼の頭の良さに惹かれたのも事実だろうし、友人として積み重ねてきたものをそう簡単に捨てることもできず……って感じなんだろうか。全部想像です。
幼馴染主従の今後について
魔法使い、長命故にいつ友情や親愛が憎悪に変わるかわかったもんじゃねぇな……と何百年、何千年と生きてそうな人達を見て思うし、それはヒースとシノも同じだと思うのです。
このままいけばお互いのことを守り続けながら何百年と生きることになるし、自分たちだけ時が止まったような状態で城のみんなが老いて死んでいくのも領民が代替わりしていくのも見守っていかなくちゃいけないんですよね。世界に2人だけの終末百合みたいな味がしそうでワクワクするんですけどね。たぶんそれで終わらんだろ……と思います。
私が今年観た映画の中に『サラール』というのがあるんですけど、これが幼馴染かつ親友で主従でもある主人公達が権力争いの中で共闘・対立していく……というストーリーで。
長く生きてるうちにシノとヒースも運命のいたずらで対立してしまう可能性もあるよな……と思いました。
思いつきで全然関係ない作品名出しちゃったけど、武門・ブランシェット家の将軍(サラール)と呼ばれるシノ……あんま違和感ないな。
シノの身寄りが不明というのもちょっと引っかかる。リケもそうなんだけど、どっかの貴族(or魔法使い)の落とし胤だったりしないか……?
2人とも潜在能力が高そうなので、親の片方が魔法使いだったりしないのかな……と思ったけど魔力って遺伝しないんだっけ。兄弟姉妹で魔法使いの例もあるから、ありえなくはなさそうだけど。
ブラッドリーとネロについて
ブラッドリーとネロ、洋画のバディ物にありそうな腐れ縁ブロマンスの気配を感じとってたんですけど、もしかしてそんなカラッとした関係ではない……?
ネロが何かを引きずっている、というのは1.5部の幸運の指輪のくだりで察しました。てっきり、今はもう切れた縁だと思ってたら切れてなくて、もう腐れ縁ってことでいいよまた付き合ってやるよみたいなこう……なんかそういう空気だと思ってたんだけど逆っぽい?
フォロワーさんに「まほやくでいちばん湿度が高い」と教えてもらい震えています。
少し考えてみて、アイナナでいう万と千みたいな関係性なのかな……と思い始めた。百くんが現れなかったRe:vale。数百年規模で『未完成な僕ら』を引きずってるんだとしたらそりゃウェットだよ。全然違ったらごめん。(ライター同じだからマジで同じ味するんじゃ?と身構えている)
でも、それはそれとしてこの2人が主人公のバディ物アクション映画シリーズ見たくない? 見たい。
最後に
これから育成を進めつつ、イベストや2部を履修していこうと思います。
他ジャンルもちょうど忙しくて、感想をまとめてる間にイベスト解放期間終わりそうでめちゃくちゃ焦っているけど。
でも、世界観もストーリーもすごく好みの味がするので、上記の答え合わせも兼ねてまったり履修していけたらいいな〜!って感じです。
言いたいことができたらガンガン投げていこうと思うので、よければお付き合いください。
読んでいただきありがとうございました!